園長挨拶

新年度がスタートしました。今年度も、「地域に愛され、地域と共に歩む幼稚園」を目指して、保護者の皆様、地域の皆様としっかりと連携して教育活動を行ってまいります。

新年少組の子どもたちは、初めて親元を離れ、幼稚園という集団生活の場を迎えます。不安な気持ちが一杯の事と思います。その不安から初めのうちは戸惑い、時には親から離れられず、泣いてしまう子もいます。子どもを送り出す親としても不安になることは自然なことです。しかし、子どもは、親の気持ちを直ぐに察します。子どもを送り出すときに、親が不安な気持ちを持ち続けていると子どもにも伝わり、子ども自身が不安になります。そんなときは、ぜひ保護者の皆様が笑顔でしっかりと背中を押していただきますようお願い申し上げます。子ども自身で創り出す生活のために、背中を押してもらった子どもたちは、初めての保育室、新たなお友達、親以外の大人との生活に順応し、新しい生活を楽しみ始め、自分の世界を広げ始めます。
新年少組に限らず、年中組、年長組の保護者の方も、お子さんの幼稚園での話をたくさん聴き、受け止め、「幼稚園にはたくさん楽しいことがあるよ。」「どんなことをして遊んできたのか教えてね。」など子どもに前を向かせる言葉がけをしてみてください。

私たち、幼稚園の職員一同、子どもたち一人一人をしっかり見つめ、日々の保育を振り返りながら、充実した生活や遊びを通して、個々の成長を促してまいります。どうぞご理解ご協力の程よろしくお願いいたします。